初めての「海外格安ツアー」を計画中の皆さんへ(アビイさんの体験談を基に)

まずは手始めに「海外格安ツアー」の賢い利用の仕方について解説します。そこからイギリス旅行記、ビートルズの足跡を訪ねて、と話題を広げる予定です。ただ、順番が前後するかもしれませんがその辺りはご勘弁を(^^ゞ

初めての「海外格安ツアー」を計画中の皆さんへ(その2)

1 乗り継ぎ便に関する注意事項(飲料について)

 その1で「次回はLanding Cardの記入方法についてご説明しますとアナウンスしてましたが、その前に乗り継ぎ便に関する注意事項について解説します。順序からいうとこっちが先なので。

 
 これはスキポール空港に限りませんが、乗り継ぎ便に搭乗する際は、面倒くさいことに出発の時と同じように手荷物検査がありますもう一度飛行機に乗ることには違いないので、仕方ないんですが。
 
 それで、注意しないといけないのは、ペットボトルなどの飲料です。日本国内で手荷物検査が済んだ後は、自由にペットボトルを買えます。なので、買ってそのまま手荷物に入れて搭乗して機内で飲む人も多いと思います。
 
 それは一向に構わないんですが、その場合、必ず手荷物検査の前までの間に全部飲んでしまって下さいでないと、手荷物検査の時に没収されてしまいますから(; ̄ェ ̄)
 
 私は、それを知らず、手荷物に入れたまま検査を受け、検査官から「液体を持ってるか?」と質問され、イエスと答えると「全部出せ」と言われ、全部出し、「ここで全部飲むのか?」と質問され、ノーと答えると、そのままポイッとゴミ箱に捨てられちゃいました(T ^ T)まだ一口も付けて無かったのにィ…。
 
 個人差が大きいですが、機内ってエアコンが効いているので、そんなにノドは乾かないんです。それに、KLMは結構ドリンクをマメにサービスしてくれるので、私は、結局ペットボトル飲料を飲みませんでした。もちろん、機内は空気が乾燥しているので、やっぱり持ち込みたいという人は、上記のことだけ注意してもらえれば大丈夫です。
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 あ、手荷物に入れたままコッソリ持ち込もうなんてセコいこと絶対やっちゃいけませんよ‼︎X線検査で見つけられたら、テロリストと疑われて酷い目に遭いますから
 
 それから、KLMは機内サービスで小さなパック入りのミネラルウォーターを出してくれます。これは小さいので、出国の際に認められている専用のジッパー付き透明プラスチック袋に入れられるなら、持ち込んで大丈夫です。総重量は1リットルを超えちゃダメですが、あの袋に入るくらいならまず超えることはないでしょう。
 
 もう一つ小さいペットボトル入りのミネラルウォーターもくれますが、これはムリです、入りません。飲んでしまいましょう。それ以外は日本を出国する時と全く同じです。
 
 テロ対策は、国際ルールで決められているので、乗り継ぎ便を利用するなら、どこでも同じことです。
 
2 乗り継ぎ便に関する注意事項(乗り継ぎ便の確認について)  
 その1で書いた通り、KLMでは一旦、アムステルダムスキポール空港で乗り継がないといけません。このスキポール空港がやたらと横に長い_| ̄|○なので、かなりの距離を歩かないといけません。まあ、その分、迷う心配も少ないですが。私の場合は、空港の端から端まで歩くことになりました。もっとも、搭乗ゲートの近くからは動く歩道があるので助かります(^^ゞ
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 まあ、乗り換える乗客は他にも沢山いますから、到着したらとりあえずその流れについていけばいいです。
 
 ここで一番大事なのが、次の乗り継ぎ便の搭乗ゲートとフライト時間を確認することです。これは何をおいても、絶対にやっておきましょう。これはどの空港でも通じる鉄則です。ただし、他の空港に比べてスキポール空港はかなり分かりやすいです。とはいうものの乗り損ねたらチケットがパーになりますから大変です。チケットには予め搭乗ゲートも記載してありますが、それはあくまで予定であって変更になることもあります。「臨機応変の鉄則」を思い出してください。
 
 国内のツアー会社が手配してくれているので、乗り継ぎ便の時間にはかなり余裕を持たせているはずです。しかし、天候や機体の整備に時間がかかるなどの事情で遅れるのが飛行機という代物です。私の場合も出発が遅れたおかげで時間が短縮されて少々焦りました。
 
 まず、空港内のあちこちにある縦型の電光掲示板を確認します。この表示がなかなかのクセモノで、切り替わるタイミングが異常に早いんですf^_^;2〜3秒単位で次々に切り替わります。「動体視力のトレーニングかよ‼︎」と突っ込みたくなります(; ̄ェ ̄)なので、自分の搭乗便を探すのに一苦労します。フライト時間より搭乗便で探した方が早いと思います。目を皿のようにして探しましょう。
 
 フライト時間も大事ですが、それより搭乗ゲートが大事です。フライト時間はある程度余裕があるはずですが、搭乗ゲートを間違えるとシャレになりませんから。
 
 搭乗ゲートを確認したら、ダッシュでそこまで言って、自分の目で確認しましょうそこにも掲示板があって、自分の搭乗便とフライト時間が表示されているはずです。もし、いくら探しても無かったら…。残念ながら搭乗ゲートを間違えている可能性が高いです。正しい搭乗ゲートを探しましょう。
 
 スキポール空港は、でっかいアルファベットで搭乗ゲートを表示しているので、比較的早く見つけられると思います。ただし、気を付けないといけないのは、搭乗ゲートはアルファベットだけでなくその後に数字が続いていることです。ここは、それぞれの電光掲示板を良く確認しないといけません。私は最初大きなアルファベットだけを確認して安心したんですが、良く良く見るとさらに数字が続いているんですね。ボヤッとしてたら、間違えるところでした。危ない、危ないf^_^;
 
 もし、あったら…おめでとうございます。フライト時間まで余裕があるなら、後は安心してトイレに行くなり、買物するなり自由に過ごしましょう。空港内には飲食店や土産物売り場もありますし、驚いたことにマッサージ機もあるんです。しかもオレンジ色のでっかい文字で「SHIATSU」と表示してあるんです!日本の文化がこんなところにも普及しているのかと思うと、ちょっと感激しました。私が帰国の際に横を通ったら、お婆ちゃんが気持ち良さそうにマッサージを受けてましたよ(笑)。
 
 ただし、フライト時間の30分前までには、必ず搭乗ゲート前の待合室の席に座って待ちましょう。たまに、運行上の都合でフライトの直前で搭乗ゲートが変わることがありますから。念のために再度間違いないか確認しましょう。
 
 搭乗ゲートといっても、そこから直接乗り継ぎ便に乗れるわけではありません。そこはシャトルバスの搭乗ゲートで、そこからシャトルバスに乗って飛行機まで行くんです。屋外ですから雨の時は傘を忘れずに。飛行機は小型のジェット機です。ヒースロー空港までのフライト時間は約1時間です。ただ、ヒースロー空港は混むので、上空で旋回して待機するために時間がかかることもあります。
 
 スキポール空港16時に出発すると、ヒースロー空港には16時15分頃に着きます。え?17時15分頃の間違いじゃないのかって?
 
 当然の疑問だと思いますが、実はロンドンとアムステルダムでは1時間の時差があり、ロンドンの方が時間が早いんです‼️だから、時計を1時間戻さないといけません。もちろん、スマホタブレットも。何だかタイムスリップしたような、不思議な感覚になります。
 
 さあ、いよいよヒースロー空港ですよ‼︎
 
 次回は、Landing Cardの記入方法について説明します。
 
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(続く)